剣道部 日本海旗争奪剣道大会
10/13(日)に山形県酒田市で開催された日本海旗争奪剣道大会と、前日の錬成会の報告です。
錬成会は4校リーグと4校トーナメントという形式で行われました。地元山形だけでなく東北各県から集まった強豪校との対戦が続き、勝ちきれない試合が多く見られました。
それでも試合が進むにつれて、これまで稽古で身につけた技術を発揮しようと試行錯誤を繰り返すことで、次第に試合勘を取り戻し、有効打突をが多くなってきました。
その結果、最も疲労がたまる最後の4校トーナメントでは、男女とも1試合目を僅差で勝ち切り、2試合することができました。
翌日の大会は女子の試合から始まりました。1回戦は宮城県の強豪 仙台育英高校さんとの対戦。1人少ないお相手でしたが、中堅戦、副将戦で確実に有効打突を決められ、結果1-2で敗戦となりました。それでも、春の県総体で宮城県第2位のお相手に対し、互角の勝負ができた場面もあり、少しの成長を感じました。
男子1回戦は地元の山形南高校さんとの対戦となりました。先鋒戦、次鋒戦と一本勝ちを収め、序盤は良い流れでしたが、中堅戦二本負け、副将戦一本負けと逆転され、大将戦は引き分けに終わり、結果2-2の本数負けでした。チームの現状を思い知ることができた、悔しくもありがたい敗戦でした。
目標に向けた努力が足りなかったことを受け止め、普段の稽古の心構えを変えていくことで、「この日負けて良かった」と言える結果を今後の大会で手にすることができるはずです。
思い返すと1年前にこの大会に初めて出場したときは、男女ともに「負けてもOK、思い切りやろう」というレベルだったのが、強豪校が集まる県外大会で勝ちたいと思えるチームに成長しました。
ある選手が言っていました、「来て良かったです。学ぶことがたくさんありました」と。錬成会、大会と真剣勝負ができる場所に、子どもたちを送り出していただいた保護者の皆様に感謝申しあげます。
また巻高校剣道部OB会様より大会参加費をご支援いただきました。深謝申し上げます。